好酸球性多発血管炎性肉芽腫症(以下EGPA)では、全身の臓器に症状が出現し、患者さんが受診する診療科もまちまちです。そこで、日頃EGPAの診療に携わっている医師、また専門医の方々に、その臨床像や医療連携の実際についてお聞きしていきます。
今回は、EGPA患者さんは日常生活でどのようなことに困っていて、どのような症状を訴えることが多いのか、また医師はそれをどう評価して治療に結び付けたらよいのか、問診のコツについて、「神経内科」の立場から服部直樹先生に、「呼吸器内科」の立場から釣木澤尚実先生にお話しいただきました。