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「禁忌を含む注意事項等情報」等は電子添文をご参照ください。

紹介した症例は臨床症例の一部を紹介したもので、全ての症例が同様の結果を示すわけではありません。

[参考情報]IVIG療法の心病変に対する影響

NHO相模原病院でIVIG療法を施行したEGPA症例のうち、心病変を有する症例は5症例でしたが、心病変を有する症例における心エコー、心筋MIBGシンチの結果は以下のとおりでした。

試験概要(図B、図C)
【対象】:CS with/without CYC治療に抵抗性である末梢神経障害および心病変を合併するEGPA5症例
【投与方法】:CS with/without CYC併用下でIVIG400mg/kg/日×5日間施行
【評価項目】:IVIG治療後2週間以内に心エコー法による心駆出率(EF)およびSPECT心筋シンチグラフィ (MIBG)によるH/Mratio(心縦隔比)、ウォッシュアウト率(WR)
【有害事象】:重篤な有害事象はなく、IVIG治療を5日間継続できた
※なお、安全性情報については電子添文をご参照ください。

4.効能・効果(抜粋)
〇好酸球性多発血管炎性肉芽腫症における神経障害の改善(ステロイド剤が効果不十分な場合に限る)

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